トマト

こんばんは。水曜日担当の杉浦です。

本日は「アースデー」です。1970年(昭和45年)4月22日、公害防止や自然保護など環境保全をテーマに全米で「アースデー」と呼ばれる大規模なデモが行われました。この取り組みは,ウィスコンシン州選出の上院議員ゲイロード・ネルソンの発案でデニス・ヘイズら3人のハーバード大学院生がワシントンに事務所を開設したことに端を発しています。各団体の連帯を訴えた彼らの運動は大成功をおさめ,全米で環境保全に関する認識が確立される契機となりました。以後、毎年4月22日を「アースデー」と決め、世界統一行動日としています。地球の環境を守るために一人ひとりが行動を起こす日です。自分にもできる小さな事から始めてみませんか?

 

さて先日、お好み焼きを家族で食べに行きました。碧南市のB級グルメ「へきなん焼きそば」を知っていますか?

碧南が発祥の地と言われる白しょうゆと三河本みりんを味付けの基本とし、材料には生産量県内一のニンジンとタマネギを使っています。もう一つの約束事として、焼きそばに特産の「えびせんべい」2枚を添えることも定め、焼きそばを挟んで食べたり、食後のおやつにしたりして味わってもらおうという考えがあるようです。

それから、「トマト焼き」も食べました。お好み焼きの上に新鮮なトマトが盛り沢山で美味しかったです。

IMG_1509 1

ここで豆知識です。真っ赤なトマトには栄養がいっぱいです。その中でも特に注目されているのがリコピンと呼ばれるかカロテノイドの一種です。トマトの赤い色はこのリコピンの赤なのです。このリコピンですが、生活習慣病予防や老化抑制にも効果があると言われています。もっともその研究は比較的最近始められたものでその未知のパワーの全容はすべて解明されているわけではありません。しかし、今までの研究からさまざまなリコピンのパワーが解明されています。

トマトは低カロリーでさまざまな栄養成分が豊富な健康野菜です。美肌効果や風邪予防に役立つビタミンC、老化を抑制するビタミンE、塩分の排出を助けるカリウム、腸内環境を整える食物繊維などをバランス良く含んでいます。更に注目されているのが、カロテノイドの仲間であるリコピンやβ-カロテン。私たちは酸素がなければ生きていけませんが、酸素には細胞を酸化させ、老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病を引き起こす作用があることがわかってきたので、抗酸化作用を持つリコピンやβ-カロテンに期待が集まっているのです。中でもリコピンの抗酸化作用は強力で、β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍とも言われています。

「トマトが赤くなると医者が青くなる」と言われているほど、トマトにはさまざまな効能があります。皆様もぜひ食べてみてください。