そんなに食べていないのに・・・

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

みなさんは、そんなに食べていないはずなのに太ってしまった、ロクサンに通って運動しているはずなのになかなか痩せないといった経験はありませんか?

実はそれ「モナリザ症候群」かもしれません。モナリザ症候群とは、簡単に言うと、基礎代謝が下がっている状態のことで、肥満は交感神経の機能が低下していることが原因であるといった趣旨の内容を英文にした時の頭文字をとって、モナリザ症候群と呼ばれているそうです。絵画のモナリザは関係ありません。笑

それほど食べていないのに太ってしまうという方はこのモナリザ症候群の可能性が高く、なんと日本人の7割はこれに該当するとされているのです!びっくりですね!!!

 

 

交感神経の機能が低下すると肥満につながるということを具体的に説明すると、日中の私たちが活発に活動するときにエネルギー消費を多くしてくれる自律神経のことを交感神経と言います。そして、夜になると副交感神経というものにシフトしていきます。この副交感神経の状態になると、身体が体内のエネルギーをできるだけ消費しないようになります。つまり、体が省エネモードになってしまうのです。

この交感神経と副交感神経のサイクルが正常に行われることが一般的なのですが、モナリザ症候群の人はこのサイクルが乱れてしまっているのだそうです。エネルギー燃焼系を司る交感神経の働きが低下し、副交感神経ばかりが活性化してしまっているのです。

この交感神経の働きが鈍ってしまっている状態は、生活習慣の乱れとストレスによって引き起こされることが多いようです。

 

 

モナリザ症候群は病気ではありません。しかし、身体の良くない状態なので、改善できるならば改善した方が良いです。基礎代謝が下がると、太る原因にもなってしまいますしね。

改善方法としては、就寝時間と起床時間を毎日一定にすること、朝はしっかり太陽の光を浴びて身体を活動モードにすること、日中には程よい運動を心がけ、正しい姿勢を意識して生活すること、夜はストレッチなどで身体をほぐし、神経を高ぶらせてしまうテレビや携帯電話の使用を避けることなどが挙げられます。

 

 

これらのことに気を付けることで、日中と夜で交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、基礎代謝アップにつながるのです!みなさんも、モナリザ症候群を改善して、基礎代謝アップを目指していきましょう☆