筋肉と筋力の違い、分かりますか?

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

 

みなさんのなかで、日々トレーニングをしているのに、なかなか筋肉量が上がらないという方はいませんか?

人によっては毎日筋トレをしているのに、体組成測定をしてみると、筋肉量がほとんど変わらない。しかし、身体は軽く感じる、以前よりも長い時間歩ける・走れる・泳げるようになっている、疲れにくくなった、などの経験はありませんか?

こんなにトレーニングをしているのに、体力がついたように感じるのに、筋肉量が増えていない!!!なんでだろう???

今回のブログでは、そんな方のモヤモヤが少しでもなくなるような情報をお伝えしていこうと思っています!

 

 

そして、突然ですが、みなさんは筋肉と筋力の違いを答えられますか?まず、第一前提として、筋肉と筋力は全くの別物と捉えるようにしてください。筋肉をつけることと、筋力を上げることはイコールではないのです。

分かりやすく説明すると、筋肉を大きくすることで、その筋肉量や筋肉の付き方を競うものがボディビル。筋力を上げることで、どれだけ重い重量を上げられるのかを競うものがウェイトリフティングやパワーリフティングということになります。少しはイメージできましたか?

 

 

 

また、筋肉を大きくするためのトレーニングと、日常生活やスポーツのパフォーマンスを上げるために筋力アップを図るトレーニングでは、トレーニングのやり方がかなり変わってきます。そのため、まずはあなたが何を目指してトレーニングを行っているのか、目的をしっかり定めることが大切です。

もし、あなたが日常生活における筋力アップ、つまり体力をつけることを目指しているのであれば、体組成測定で筋肉量が上がっていなくても、落ち込む必要は全くありません。なぜなら、筋肉量=筋力ではないからです。もちろん、筋肉量の多さが筋力アップを目指す上で、マイナス要因になることはありません。しかし、筋肉量が多くても筋力がなかなか上がらないケースもあれば、測定結果で筋肉量が上がっていなくてもしっかり筋力アップしているケースもあるのです。

 

 

 

そして、一般的にみなさんが普段行っているトレーニングは、筋肉(筋肉量を上げる・筋肉を大きくする)トレーニング要素3割、筋力(筋力を上げる)トレーニング要素7割といった割合のことが多いそうです。何も意識せずにトレーニングをこなしていると、筋力トレーニング要素が高いことになるので、筋肥大を狙っている人は、よりしっかりメニューを見直す必要がありますね!

 

次回のブログでは、「じゃあ、筋肉をつけるトレーニングと筋力を上げるトレーニングではいったい何が違うのか?」について詳しくご紹介していきます!お楽しみに☆