筋肉と筋力の違いパート2

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

前回のブログで、筋肉と筋力の違いについて少しご紹介したと思います。今回は、目的別のトレーニングのポイントについて書いていこうと思います!

 

 

 

まず、あなたが身体を大きくしたい、あるいは筋肉量をアップさせたいとお考えの場合、筋肉を様々な角度から偏りなく刺激することが大切になってきます。そして、一般的には、高負荷で低回数の筋トレを行うことによって、筋肥大効果が得られるとされています。

しかし、最近では、回数の多いトレーニングを継続的に行うことでも、筋肉が疲労に強くなろうとして、筋繊維以外の組織の発達も促されるため、全体的なボリュームアップを図れるのだそうです!!!

これの例として、ボディビルダーは最後の追い込みで、軽いウェイトで回数が多めのトレーニングを行い、狙った筋肉の血流を増やして身体のパンプアップを図っているのです。

 

 

 

身体を大きくしたい人とは対照的に、身体は大きくしたくない!が、スポーツのパフォーマンスを上げるために、筋力はアップさせたいとお考えの場合は、色々な角度から筋肉に刺激を与える必要はありません。つまり、ある1部位(例:背中)を鍛えるため、何種類ものマシンを使用する必要はないということです。

また、回数は少なめで、だいたい7~10回(より少なくても可)ぎりぎり挙げられる重さでトレーニングをすることが筋力アップにつながります!

ちなみに、上記で説明した低重量、高回数のトレーニングは、筋力アップを目指している方にはオススメできません。その理由としては、これまでの頑張りにより、せっかく高重量、低回数に慣れてきた筋肉が軽い重量に適応してしまい、高重量を挙げられていた筋力がもとに戻ってしまうからです。

 

 

 

しかし、スポーツのパフォーマンスを上げたいわけでも、身体を大きくしたいわけでもない、「私はスリムな体型になって、それを維持したいの!」「僕は体力をつけて、身体を楽に動かせるようになりたいんだ!」といった一般的な目標をお持ちの方は…

一定の筋肉量(適正値)を手に入れた時点で、筋トレメニューや重量をパワーアップさせることはやめて、現時点の筋肉量を維持するためのトレーニングに移行することをオススメします!このトレーニングでは、体組成測定で筋肉量がアップすることは、ほとんどないでしょう。なぜなら、現状維持のためのトレーニングだからです!しかし、筋肉量が変わらなくても、日々のトレーニングのおかげで、筋力はしっかりついているのです。

 

 

毎日しっかりトレーニングしていて、筋肉量は適正値、身体の調子も良い!のに、体組成測定で筋肉量が増えていないことを嘆いているそこのあなた!!!

あなたのトレーニングの目的は何でしたか?今一度、目的を見直してみましょう!今のまま、現状維持のトレーニングでも充分いいのかもしれませんよ☆