身体が硬いという方は、必読!!!

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

私はよく会員様から、「ストレッチをしても、全く身体が柔らかくならない」といったお話を耳にします。

「毎日ストレッチしているのに…」という方のフォームをチェックしてみても、おかしいところはなく、ストレッチしている部位の伸びを自分で感じることもできる、とのこと。

 

それぞれの部位、例えば、太もも表や裏、胸や背中などのストレッチ方法をご案内することはできても、「では、そもそも身体が硬くなる原因とは何なのか?」といった根本的な質問や、「毎日ストレッチしているのに、効果が出ない…」といったお声に、その場では、分かりやすくお答えすることができなかったので、この場を借りてお答えしていこうと思います!

 

 

 

 

まず、今回のブログでお伝えしたいことの結論からお話しすると、「身体が硬くなる原因は崩れた姿勢にあり!」ということです。

 

 

 

 

姿勢が崩れる(猫背になる)と、身体が前方に縮みます。その身体が前に縮んでいる状態が首・肩・腰などの身体の要所に負荷をかけることにつながり、徐々にその周辺の筋肉や関節が硬くなり始めるのです。そして、一番致命的なのが姿勢の悪化によって「お腹」が硬くなってしまうことです。

 

私たちの身体が硬くなってしまうのは、崩れた姿勢によってお腹が硬くなってしまうことが一番の原因なのだそうです。みなさんの中で知っていた方もいるかもしれませんが、私にとっては意外な事実でした!

 

お腹が硬くなるということが、どういうことなのか説明すると、お腹の内側にある「横隔膜」という呼吸をするための筋肉が硬くなるということです。この横隔膜の硬さが身体全体の硬さを引き起こしているのです。

 

 

 

次に、なぜ、横隔膜が硬くなると、身体全体が硬くなるのかをご説明します。横隔膜が硬くなると、骨盤が後方に引っ張られて猫背の姿勢になってしまいます。この猫背が首・肩・腰などの筋肉や関節に、常に負荷(緊張)を与え続けることにつながり、その緊張状態が溜まることで、これらの部位が硬くなり始め、結果として、身体の可動域が狭まってしまうのです。

 

加えて、猫背になると、背骨で身体を支えることができなくなるので、股関節に負担がかかるようになります。

さまざまなスポーツを行う際の要となる股関節(骨盤付近の筋骨)が常に緊張していることになるので、股関節の可動域も狭くなり、身体が硬い方の典型ともいえる開脚ができない身体になってしまうのです。

 

 

 

 

このように、横隔膜(お腹)が硬くなることは身体全体が硬くなることに直結してしまいます。そのため、身体の柔軟性をアップさせる上で、最も重要かつ最優先すべきは、すでに固まってしまった筋肉や関節を無理やりに伸ばすことではなく、お腹の中を伸ばし、横隔膜をほぐすことなのだそうです!!!

 

これで、身体を柔らかくしたい方がやるべきことは明確になりましたね!あとは横隔膜をほぐすストレッチを覚えて実行するのみです!具体的なストレッチ方法は、4/16付の私、松山のかわら版でご紹介しようと思っていますので、みなさん是非、読んで実行してみてください☆