味覚のメカニズム

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

 

前回の予告通り、今回のブログでは「味覚の変化はなぜ起こるのか?」についてご紹介していきます!

 

 

 

まず、味覚のメカニズムについて説明します。

私たち人間が食べ物の味を感じられるのは、舌の表面にある『味蕾(みらい)』と呼ばれる器官のおかげだと言えます。

この味蕾はその数が多ければ多いほど、さまざまな味を強く感じることができるのだそうです。

 

 

 

幼少時に味蕾は発達し、大人になるにつれてその数は減少していきます。

40代を迎える頃には、幼少時の1/3程度にまで少なくなってしまうのです。

歳を重ねることで、子ども時代よりも味覚に鈍感になっていく、これこそが味覚の変化が起こる原因なのです。

そのため、子どものときに苦味が強くて苦手だった食べ物が大人になったことで食べられるようになったり、刺激の強い食べ物を好むようになったりするのです。

 

 

 

また、この味蕾が感じる味覚というのは基本的に5種類あり、それは「甘味」「うま味」「塩味」「苦味」「酸味」になります。

「甘味」や「塩味」、「うま味」を感じる力は、生きていく上で身体が必要とするタンパク質などの栄養を感じ取る力だと言われています。

 

 

 

一方で、「苦味」や「酸味」を感じる力は、原始的に腐ったものや毒のあるものを感じ取るための力なのだそうです。

そのため、子どもの頃は特に「苦味」や「酸味」を受け付けないようになっているのです。

そして、大人になることで、これらの味覚に対する拒否反応が薄れていき、食べられるようになっていくのです。

 

 

 

みなさんの周りで好き嫌いが多いという方は、子どもの頃の記憶のまま大人になってからも「食わず嫌い」が続いているのかもしれませんね。

この機会に苦手な食べ物にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?笑

みなさんのご報告お待ちしております!!!