血豆

 

こんにちは!火曜担当の加藤です。最近、指にものを落として血豆ができてしまいました。なので今日は血豆が出来た場合の対処法についてお話します。

血豆というのは、外部からの強い力の衝撃を受けて、皮膚の中で内出血を起こすものです。痛みとともに皮膚の中が赤黒くなっていきます。

出来てしまったときは、まず応急手当としてできる限り早く患部を氷水などで冷やすことが大切です。冷却・アイシングすることで、内出血した血液が凝固しやすくなるため炎症の範囲を軽減でき、血豆が大きくなることを防げます。また、痛み、はれ、変色も軽減できます。

そのあとは、薬などの処置の必要は特にありません。内出血は自然治癒を待つしかありません。自然治癒の場合、最初は青色か紫色で、消えかかると緑色・茶色・黄色に変わってきます。皮下出血の状態が完全に消えるのには、最大で2週間ほどかかります。いじったり、引っかいたりすると、余計に治るのが遅くなります。気になっても、放置しておきましょう。

ケガしてから3日間くらい痛みがある場合には冷やすのが一番です。4日目以降は逆に温めたほうが治りは早いです。どうしても痛みが辛抱できない場合には、鎮静剤の薬を飲んでも良いですが、医師の診察を受けることをお勧め致します。また、血液系の治療を受けている場合などや、明らかに尋常でないひどい血豆の場合には、早急に医師の診察を受けると良いでしょう。

みなさんも血豆ができたときは素早く冷却をし、その後は放置を原則として治りを早めましょう。