「汗」

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

今回のブログでは、「汗」について色々とご紹介しようと思います。なぜかというと、私自身がかなりの汗っかきで、ほかの人よりも多く汗をかくタイプなので、人によって汗の量が違うのはなぜなのか、汗をかく仕組みや種類とは、などについて今週と来週の2回にわたってご紹介していきます!

まず、汗というのは人間が自分の体温を調節するために出るものです。私たち人間は、周りの環境に関わらず、常に一定の体温を保とうとする恒温動物に分類され、この恒温動物は体温に急激な変化が起こると、体の機能が正常に働かなくなり、場合によっては命の危機にさらされる可能性もあります。これらの状況にならないために、人間には体温調節機能が備わっており、体に熱がたまると、汗を出すことで熱を外に逃がそうとするのです。

 

汗には大きく分けて3つの種類があります。1つ目は「温熱性発汗」と呼ばれるもので、周囲の気温の影響や、運動・食事をすることによって上がった体温を下げるためにかく汗のことです。2つ目は「精神性発汗」と言われ、大勢の前で話すなどの緊張する場面や、スポーツ観戦や映画などでドキドキと気持ちが興奮するときにかく汗のことです。この精神性発汗では手のひらや足の裏、脇や額など局部的に汗が出ます。3つ目は「味覚性発汗」で、カレーなどの辛い物を食べた時に発汗神経が刺激されて出る汗のことです。そして、この汗は肝臓の機能を助ける働きがあるのだそうです。

この3種類の汗すべてが全身にあるエクリン腺というところから分泌されます。一般的には、このエクリン汗腺から分泌される汗の99%は水分なのですが、日頃から運動習慣がない、あるいはエアコンをよく使うという方は、汗の成分の残り1%に含まれているミネラル分が多いベトベトとした悪い汗をかくようになります。良い汗というのは、ミネラル分が少なく、本物の水のようにサラサラとしていて、無色・無臭・無菌なので、臭いもあまりありません。

 

そして、汗がたくさん出る原因として、主に7つほどの要因が考えられます。冷え症、肥満、隠れ肥満、運動不足、緊張やストレス、食事内容、病気、これら7つです。汗っかきだという方は、自分がどこの要因に当てはまるか思い当りますか?

次回のブログでは、あなたが汗っかきなのは何が原因なのか?や、汗をかかない人がいるのはなぜ?といった疑問について回答していこうと思います!!!