免疫力

こんにちは。

日曜日担当の西藤です。

今週もご覧いただきありがとうございます。

さて、本日の植木ハリネズミちゃんです。

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期待通りのハードロックな感じになりました。

次週は散発後のハリネズミちゃんをお楽しみに。

 

今日は風邪や病気にかかりやすい免疫力の低下についてお話しさせていただきます。

まず免疫力とは何かについてです。

免疫力とは、外敵からからだを守るシステムのことで、健康な状態を維持する力のことを言います。そのため免疫力が十分に働いていれば病気にかかりにくくなります。たとえ病気になったとしても早く健康な状態に戻れるよう、免疫力が力を貸してくれます。

この免疫力の正体は血液中の「白血球」という成分です。この白血球には大きく分けると3つの成分があります。「顆粒球」、「リンパ球」、「単球」の3つです。どれか1つが不足しても免疫力は崩れてしまいます。

免疫力が下がると、がん、慢性疲労症候群、肝炎、感染症(インフルエンザ、結核、エイズ)などといったあらゆる病気を誘引します。

 

まず免疫力が低下しやすいか簡単なチェックをしてみましょう。

下に載せた項目にあなたは何個当てはまりますか?

運動不足、睡眠不足、下しやすい、風邪が長引く、便秘がち、ストレスを感じやすい、まぶたの痙攣、視力低下を感じている、傷口が治りにくい、疲れやすく慢性的に身体がだるい、吹き出物や肌荒れが目立つ

チェック数が多いほど免疫力が低下しやすいので注意が必要です。

 

注意をして頂く際に意識してほしいことを話させていただきます。

 

1.質の良い睡眠をとる。

睡眠の乱れによって、免疫力は低下します。たとえ心労があって眠れなくても、体を横にして休めているだけで、免疫力は高まると言われています。20分ぐらいの昼寝でも、免疫力を高めます。

2.ムリのない適度な運動をする

免疫力を高めるには、適度な運動がとても効果的です。体内にウイルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞が、運動することによってより活発に働くようになるからです。主にウォーキングやジョギングなど軽めの有酸素運動の継続が免疫力を高めます。

3.笑う

笑うと身体の免疫力がアップします。笑うとNK細胞(体内にウイルスが侵入してきたときに戦う免疫細胞)の活性化につながります。笑うと、健康な生命活動を維持するために必要な神経に変化をもたらし、身体中の様々な器官に刺激が与えられます。この時、笑いによる脳への刺激が、神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンの分泌を促し、このホルモンの影響でNK細胞は活性化され、さらに強力になりガン細胞などを攻撃します。

作り笑顔の場合でも、NK細胞の働きが活発になるそうですので、とにかく笑うことが大切です。

4.充分な休養などでストレスをためない。

ストレスは大脳でも様々な部分が関係していますが、特に扁桃体という部分との関係が深いです。扁桃体は、大脳の奥深くにあり、外から来た情報に対して、快か不快かを判断します。 扁桃体が不快と感じた場合には交感神経が刺激されストレスになり、心地よいと感じた場合には副交感神経が刺激されストレス解消につながります。

5.爪をもむ。

手の指の爪の生えぎわの角をもむと、リンパ球をふやして副交感神経が優位になり、血行が促進され免疫力が高まるといわれています。基本的に、両手の親指、人さし指、中指、小指の 4本の指をもみます。ただし、薬指は交感神経を刺激してしまうので特別な場合以外はもまないようにします。

 

今回はここまでです。

まだ続きがございますので、引き続き来週も免疫力についての注意点をお話しさせていただきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

来週もよろしくお願いいたします。