秋と言えば

こんばんは。水曜日担当の杉浦です。

皆様にとって秋と言えば、何をイメージしますか?

もちろん「スポーツの秋」、いやいや「行楽の秋」「紅葉の秋」、それとも「読書の秋」「芸術の秋」、やっぱり「食欲の秋」でしょうか?

私は先日、年に1度の「食欲の秋」を楽しみました。この時期にしかない旬なものを食べました。それは数年前に中津川に遊びに行ったときに出会いました。

中津川は京都・金沢・松江に並ぶ和菓子処として知られています。特に、栗きんとんに代表される栗菓子処として有名です。中津川の和菓子の歴史は、中山道の宿場町だった江戸時代にさかのぼります。山深い木曽路を前にした宿場には、多くの人々が滞在し、 江戸と京の文化が運ばれて、この地に豊かな文化と産業を育みました。江戸後期、豪商たちの間で「茶の湯」が盛んとなり、それとともに和菓子が発展したといわれております。

そんな旬の中津川銘菓「栗きんとん」をソボロ状にし、つきたての柔らかいお餅にまぶしたものが『栗粉餅』です。栗きんとんとお餅の相性は絶妙です。新鮮な栗でしか作ることが出来ない為、 季節限定商品の中でも、販売期間は特に短く、幻の商品とも言われています。 また、粉状の栗きんとんは日持ちが短く、お餅も固くなってしまう為、消費期限は、商品到着のその日となります。それだからこそ、 大変贅沢で美味しいです。地元でも大人気商品みたいです。

ちなみに『栗粉餅』という商品を扱うお店は多数あり、形状や味も様々です。自分の好きなお店を探してみてはいかがですか?「栗きんとん」とは一味違うので、ぜひ食べ比べてみてください。

豆知識ですが、栗には以外に多くのビタミンCが含有されており、ジャガイモと同じようにデンプン質にコーティングされているため、 熱にも強いのが特徴で加熱しても壊れにくく摂取しやすいです。また、カリウムが豊富に含まれているので高血圧予防や動脈硬化などに効果があります。

あっ!すぐに食べてしまい写真を撮るのを忘れてしまいました。せっかくの美味しさがあまり伝わらなくてすみません。