言葉

こんばんは。水曜日担当の杉浦です。先日、ついに発表されていましたが、毎年いろんな言葉が選ばれていますね。

新語・流行語大賞とは、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するものです。1984年から始まり、毎年12月上旬に発表されています。「現代用語の基礎知識」読者審査員のアンケートを参考に、選考委員会によってノミネート語が選出され、トップテン、年間大賞語が選ばれています。

今年の年間大賞は、「ダメよ~ダメダメ」「集団的自衛権」でした。そして、トップテンには私も影響を受けたものが2つありました。

1つ目は「ありのままで」です。ディズニー・アニメーション・スタジオによるミュージカル映画『アナと雪の女王』が大ヒットしました。ディズニー映画のお約束、王子様とめでたしめでたしの大団円を裏切る、まさかの女性同士の絆のストーリーでこれまでのおとぎ話の世界の殻を破る新しいリアルディズニーに日本の女性たちも完全に心をつかまれました。映画のヒットを助けたのが雪の女王エルサが歌う「Let It Go」、日本語版で「ありのままで」と翻訳された歌を思い切りのよい発声で熱唱する松たか子さんの歌声、そしてエンドロールではMay.Jさんによる歌声がとても感動的です。

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2つ目は「妖怪ウォッチ」です。ニンテンドー3DSのゲームソフト、クロスメディアで漫画、テレビアニメにも展開され大人気となった妖怪ウォッチは、「たまごっち」「ピカチュー」に続く久しぶりの「ち」もの大旋風がきました。子ども、パパもママもじーちゃんも、ばーちゃんも「ゲーラゲラポーゲーラゲラポー」で盛り上がった1年でした。関連玩具も品薄状態が続き、町の小さなおもちゃ屋さんに大人が訪ねまわるという現象もファミコン以来で、インターネット時代の今も変わらぬ発想がおもしろいです。悪いことは全て妖怪のせいにする子どもが増えているという話しも物議をかもしましたが、子どもたちの主張もまんざら言い訳だけでもないのでしょう。

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この2つのブームはまだまだ続きそうですね。

ちなみに昨年の年間大賞は、「今でしょ!」「お・も・て・な・し」「じぇじぇじぇ」「倍返し」でした。来年はどんな言葉が生まれるでしょうか?

それから、もうすぐこの言葉も選ばれますね。「今年の漢字」です。財団法人日本漢字能力検定協会が、その年をイメージする漢字一字の公募を日本全国より行い、その中で最も応募数の多かった漢字一字を、その年の世相を表す漢字として、原則として毎年12月12日「漢字の日」の午後に京都府京都市東山区の清水寺で発表することになっています。ちなみに昨年は「輪」でした。

皆様は好きな言葉はありますか?

パルスポーツクラブ6・3では、「ひとりよりふたり ふたりよりロクテンサン」という言葉を大切にしています。