「油」

みなさん、こんにちは!水曜日担当の松山です。よろしくお願いします!

 

前々回のブログで、ドレッシングをかけて生野菜のサラダを食べるのは野菜ではなく、ドレッシング油を摂取しているような気がしてしまって、自分はあまり食べないということをお話ししたのですが、ある会員さんから油を全く取らないのも体に良くないということを教えてもらったので、今回は油について調べたことをお伝えしたいと思います!

 

まず、なぜ適量の油を採る必要があるのかをお話しします!油には細胞膜の形成や、肌や髪を健康に保つ、脳や神経の機能を保つ、ホルモンの材料になるなどの役割があります。そして、油が不足すると血管が弱くなったり、ビタミンの吸収が悪くなってしまい、肌のつやが無くなったり、髪がパサつく原因にもなります。

 

また「油」と一括りにしても、その種類は様々あります。体にどう影響するのかや摂るべき量はそれぞれ異なり、積極的に摂るべき油と控えるべき油があるのです!

肉類やバター、乳製品やパーム油などの飽和脂肪酸は摂りすぎることによって悪玉コレステロールが増加し、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病につながります。

反対に、青魚やえごま油、アマニ油やチアシードなどに含まれるオメガ3と呼ばれる不飽和脂肪酸は中性脂肪やコレステロール値を抑制し、血流の改善や冠動脈疾患の予防などに効果的です!これは多くの人が不足しがちな脂肪酸で、1日に1~2g程度の摂取が推奨されています!

さらには、オリーブオイル、キャノーラ油、紅花油に多く含まれるオメガ9という脂肪酸は、最初に説明したバターなどの飽和脂肪酸の代わりに摂ることで、悪玉コレステロールを減少させると言われ、動脈硬化の予防に役立ちます!

しかし、原材料にマーガリンやショートニングを使用しているお菓子やパン、ケーキや揚げ物などに多く含まれる「トランス脂肪酸」は体に全く不要な脂肪酸であり、体に悪影響を及ぼすものなので、なるべく摂取を控えたい油に分類されます!

 

体に悪い油は極力控え、良質な油を適度に摂取することを目指していきたいですね☆