秋を代表する食べ物

 

こんにちは!火曜担当の加藤です。最近はかなり涼しくなって、朝起きた時に肌寒く感じる時がありますね。秋がもう来ているのでしょうか。そんな秋といえば食欲の秋です!今日は食欲の秋を代表するさんまについてお話しします。

さんまは秋刀魚と書かれるように秋を代表する魚です。おいしいから食べるのも良いですが、栄養の観点からみてもぜひ食べてほしいのでご紹介します。

さんまは青魚なので、DHAやEPAが豊富に含まれています。DHAやEPAとは脂肪酸の一種で油のことです。この油にはコレステロールの低下作用があります。

また、EPAには血液をサラサラにする効果があります。動脈硬化や心筋梗塞の予防にうってつけです。

DHAは、脳や神経などの発達を促進したり、機能を維持するはたらきがあります。このため、DHAを摂取することにより、脳の活動が活性化され、学習能力や記憶力、頭の回転がよくなるといった効果が期待できます。

さらにさんまは、とっても良質なタンパク質を含んでいます。必須アミノ酸の種類と量が豊富にバランスよく含まれているため、さんまを食べることで、タンパク質で構成されている筋肉や臓器などの機能向上・維持が期待でき、体力の向上や、病気への抵抗力が高まります。

また、さんまに含まれるビタミンAには、眼を健康に保つはたらきがあります。

人間の視覚認知に欠かせないロドプシンと呼ばれる色素体をつくるのに、ビタミンAが必要となります。ビタミンAを摂取でき、眼精疲労や夜盲症などの予防・改善が期待できます。

さんまのわたを(内臓部分)食べていますか?ちょっと苦味があるので、食べていない方も多いのではないでしょうか。このわたには、お肌によいレチノールという成分が含まれています。レチノールはビタミンAの一種で、真皮のコラーゲンを増やす効果があり、肌のシワやたるみなどに効果があります。また、皮膚など、様々な粘膜を丈夫にしてくれるので、ハリのある肌をキープしてくれます。

このようにさんまには様々な栄養が含まれています。みなさんもこの秋にぜひさんまを食べましょう。