有酸素運動

こんにちは!火曜担当の加藤です。冬が訪れてとても寒い日が続いていますね。そうなると、外に出る気力がなくなり、家でだらだらしてしまうのではないでしょうか?

そうなってくると心配になるのは体重の増加です。動くことが少なくなり、家でテレビを見ながらおかしをバリバリ、なんてことがあると思います。

冬で体型が隠れてしまう時期だからこそ、しっかりと運動をして維持・改善する必要があります。

そこで重要となるのが有酸素運動です。 有酸素運動とは、ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳など、長時間継続して行う運動を指します。

有酸素運動の目的

 有酸素運動では、体脂肪の燃焼に加え、呼吸循環器系の機能の向上が期待できます。長時間運動を続けるためには大量の酸素が必要となりますが、酸素を体内に運ぶためには心臓と肺の働きが重要になります。心拍数は上限が決まっているため、より多くの酸素を血流にのせて送り出すためには心拍出量を多くする必要があります。心拍出量の増大のためには、心筋(心臓のまわりの筋)の筋力向上が必要となり、それは有酸素運動で高めることができます。

有酸素運動の効果

 体脂肪の中でも、内臓脂肪は健康に様々な悪影響を及ぼします。内臓脂肪自体からアディポサイトカインという炎症物質が分泌され、アディポサイトカインの働きにより、高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化などが発症、進行します。有酸素運動は体脂肪をエネルギー源として使い燃焼させるため、内臓脂肪も同様に減少させることができます。内臓脂肪量が減少することでアディポサイトカインの分泌も減少するため、高血糖、脂質異常、高血圧、動脈硬化の予防・改善につながります。有酸素運動には、様々な生活習慣病の原因を予防・改善する効果があります。

是非有酸素運度を行って、体重のコントロールと健康な体を手に入れましょう。