熱く語る

みなさん、こんにちは!先日お休みをいただいて、自分が所属する団体の武術セミナーに行ってきた松山です。よろしくお願いします!

 

突然ですが、みなさんは武術や武道、格闘技って全部同じだと思っていませんか???

こういう話に興味がない方には全くためにならないお話ですが、今回のブログでは武道や武術、格闘技の違いについてお伝えしていきます!(私の主観も入っています)

 

 

まず第一に、私が学んでいるのはこの中で言うと、武術になります。

何が違うの?と思った方に説明させていただくと、武道や格闘技はスポーツの側面が強いです。

勝敗を決める大会や試合があり、特に武道は礼儀・礼節を重んじるスポーツ、格闘技はエンターテインメント要素の強いスポーツ(観客を楽しませるショーのようなもの)という認識を私はしております。

そして、スポーツには必ずルールがあるため、そのルールに則った戦いの中で勝敗を競います。

よく、総合格闘技をやっている方が実戦では最強と言われることがありますが、それはルールが武道よりも実戦に近い形だからではないでしょうか。

 

 

では武術とは何なのか?

武術とは自己防衛を目的とした戦闘術(護身術、サバイバル術)です。

つまりは、命の危険に晒されたときに自分の身を守るための、そして大切な人を守るための術ということです。

なので、相手が一人とは限りませんし、始まりの合図もルールもありません。

そんな中で身を守る術を一生かけて学ぶのです。さらには、自分がものすごく不利な状況など、あらゆる状況が考えられ得るので、この学びに終わりもありません。

 

 

しかし、一生のうちでこの術を使うときが来るかどうかは分かりません。むしろ、そんな場面に出くわさないことが一番理想と言えます。

先生方の言葉をお借りすると、一生のうちに一度でも抜くか抜かないか分からない刀(剣)を磨き続けることが武術を学ぶということで、武術における実戦というのは、生き残るための弱者の立ち居振る舞いなのだとか。

深いですよね。

武道や格闘技における強さを突き詰めていくことも、もちろん素敵なことだと思います。

ただ、私は武術の概念に魅力を感じ、誇りを持って武術を学んでいるため、今日はこれらの違いを語らせていただきました。

 

今日は熱く語ってしまいましたね~。みなさんの熱ーいお話も良ければ、お聞かせくださいね!熱い話大好きですので!(意外ですか?笑)