怖いもの見たさ

 

こんにちは!日曜担当の加藤です。みなさんはホラー映画を見たり、お化け屋敷に行ったことはありますか?怖いと分かっていても見てしまう人もいると思います。今日はなぜ怖いのに見てしまうのかという怖いもの見たさについてお話しします。

カリギュラ効果

禁止されるとやりたくなる、という効果をカリギュラ効果といいます。「カリギュラ」という映画が公開禁止になったことでかえって話題になったことに由来しています。

「鶴の恩返し」はカリギュラ効果の典型的な例です。絶対に覗くなと言われると人は覗きたくなってしまうのです。怖いといわれると気になってしまうのはこの効果が原因となっています。

なぜカリギュラ効果は起こるのか

原因は人間の本能に深く関係しています。人間には、本能的に知らないことは知ろうとする、できないことはできるようにしようとする働きがあるそうです。怖いからといって考えるのをやめて逃げてばかりいると、いつかその怖いもののせいで命の危険がやってくることを本能的に分かっているのです。怖いものを知っておけば、あらかじめ対応がとれるため、人は怖いものを見ようとします。

また、このような怖いもの見たさは、反抗心や反発心が強い人が起こりがちな心理と言われています。

怖いものを見て夜に眠れなくならないよう、自分の気持ちを冷静にさせて対応していきましょう。