簡単に疲れを取る方法

年々疲れやすくなると感じていませんか?

もし、日頃から運動をしていて疲れるとしたら、それは年齢や体力だけが原因じゃないかもしれません。

 

歳を重ねれば疲れやすくなるのも仕方がないと思われるかもしれませんが、疲れの原因の一つとして呼吸が関係しています。

 

呼吸で疲れやすくなる?とは思いもしませんよね!

 

呼吸が乱れると呼吸のし過ぎ、呼吸過多になってしまい、十分に酸素を脳とからだに運ぶことができなくなってしまいます。

 

酸素不足のからだはとても疲れやすいです!

呼吸を整えれば、疲れにくいからだになります。

簡単に疲れを取ることも可能です!

 

呼吸のチェックをしてみよう!

呼吸機能が低下していると呼吸過多になってしまいます。呼吸機能の低下が無いかチェックしてみましょう。

自覚症状のチェック

・疲れやすい・疲れが取れにくい

・活動時呼吸が苦しい・呼吸が乱れやすい

・口が開いている・口呼吸をしている

・集中力が続かない

・体力に自信がない

一つでも当てはまる場合は、呼吸機能低下の可能性があります。

呼吸量のチェック

普段通りの呼吸で、息を吐いてから鼻をつまみ呼吸を止めます。

『息を吸いたい』と感じるまで呼吸を止めます。

 

*無理に呼吸を止めるないようにします。首に力が入ったり、唾を飲み込みくなったら終了です。

 

この経過時間をコントロール・ポーズと言います。

10秒〜30秒以内・・・短いほど呼吸機能低下である可能性があります。

 

40秒以上・・・理想的な呼吸量です。脳とからだに酸素が十分に回り疲れにくいからだです。

 

この他に、肺に取り込める空気の量や柔軟性のチェックもありますが、それはまたの機会に

 

理想的な呼吸状態にしよう!

正しい呼吸の仕方というものは正確にはありません。呼吸は時と場合により変化します。

 

なので、『腹式呼吸が良い』というわけではありません。

正しい呼吸の仕方はありませんが、理想的な呼吸の状態はあります。

 

息を吸った時に、お腹周りが360°膨らむ状態です。

逆に、呼吸機能が低下した状態は

・胸・肩が持ち上がる呼吸

・お腹が凹む呼吸

・お腹が前に膨らむ呼吸

お腹が前に膨らむ呼吸の改善は前回記事でも紹介しています!

お腹スッキリ!

 

呼吸が乱れてしまうと・・・

呼吸過多になってしまいます。呼吸過多は正しく酸素を脳とからだに運べません。

 

疲れやすくなるだけでなく、からだを上手に動かせない、体力に自信がなくなる、病気になりやすいなど、デメリットだらけです!

 

呼吸をし過ぎると、酸素と二酸化炭素の割合が崩れてしまいます。

 

酸素は水に溶けないので、体内ではヘモグロビンにくっついていて、体内の二酸化炭素の量が多い時、酸素とヘモグロビンが離れ脳とからだに酸素を供給します。

 

この仕組みをボーア効果と言います。

 

なので、呼吸過多になり酸素が多い状態では、脳とからだに酸素が回りません。

 

結果疲れやすいからだになってしまいます。

呼吸過多を改善することで疲れにくいからだになります!

ちなみに、二酸化炭素は水に溶け込むと炭酸水になります。

炭酸水を飲むと疲れが取れるのはボーア効果が関係しているようでうす。

 

呼吸は乱れた食生活、運動不足、姿勢不良など原因は様々です。乱れを整える方法を知っているといつでも元に戻せます。

 

呼吸を整え疲れにくいからだに!

呼吸に意識をおき、集中して行えば呼吸は整います。無駄な力は抜き苦しくならないように行うことが大切です。

 

呼吸が整う呼吸法

出来る限り鼻で呼吸します。

・鼻で息を5秒吸う

・鼻で息を5秒吐く

・5秒呼吸を止める

様々な姿勢でやってみよう!

最初は仰向けからスタートして、うつ伏せ・四つ這い・座位・立位と姿勢を変えて、どの姿勢でも苦しくなく呼吸ができることが理想です。

 

チャレンジエクササイズ

キャット&ドックストレッチ

鼻で息を5秒吸い、5秒吐く、5秒止めるを繰り返す。

背面の肋骨下部に膨らみを感じながら呼吸する。

 

鼻で息を5秒吸い、5秒吐く、5秒止めるを繰り返す。

腹側の肋骨下部に動きを感じながら呼吸する。

 

まとめ

呼吸は1日に2万回以上行い、ほとんどが無意識下で行われます。

 

呼吸の変化はとても気付きにくく、癖になりがちです。

特に運動している方は、乱れやすいので日頃から意識する時間が必要です。

 

呼吸を整えて疲れにくいからだを目指しましょう!

疲れにくいからだはより元気なからだを作れます!!