みなさん、こんにちは。彩夏です!
今回のお話のテーマは「悪い姿勢の特徴を知ろう!」です。
前回に引き続き、姿勢のお話をしていきますが、今回は「悪い姿勢」についてみなさんと一緒に勉強していこうと思います。
人間の姿勢には、背骨のカーブ(通称S字カーブと呼ばれるもの)と骨盤の傾きが大きく影響しています。
骨盤の傾きが正しく、背骨が正しいS字カーブを描いていれば、前回お話した「正しい姿勢」というものが自然にできるのだとか。
しかし、この骨盤の傾きや背骨のS字カーブは人によって個人差があります。
そのため、「悪い姿勢」と一口に言っても、悪い姿勢にはたくさんの種類があります。
たくさんある中でも、みなさんがなりやすい「よくある悪い姿勢」というものもあるので、今回はその悪い姿勢をいくつか紹介させていただきます。
1つ目は猫背です。
これはみなさんもよくご存知なのではないでしょうか。
頭が前に出ていて、背中の部分が丸くなっている姿勢です。
猫背には骨盤が後傾しているタイプの猫背と、骨盤が前傾しているタイプの猫背があり、猫背と一括りにしても、骨盤の傾き方は人それぞれ違うのです。
そして、猫背は見た目が良くないだけではなく、内臓が圧迫されたり、様々な身体の不調の原因となっています。
2つ目は反り腰です。
これもよくある悪い姿勢の一つです。
骨盤が前傾していて、その名の通り腰が反った姿勢のことです。
腰痛になりやすく、背中や首の痛みの原因にもなります。
3つ目は平背(へいはい)です。
これはあまり聞き馴染みがない言葉かもしれませんね。
背骨に本来あるはずのゆるやかなS字カーブが消失してしまった姿勢のことを指します。
平背になる原因は様々ですが、最も多いのはイスに浅く腰掛ける癖が骨盤を後傾させすぎてしまうことが原因です。
平背は一見良い姿勢のように見えますが、実は猫背以上に身体にかなりの負担がかかっています。
上記以外にも、日本人によく見られる「スウェイバック」と呼ばれる不良姿勢もあるのですが、これは説明が難しいのでまた次回ご紹介します!
では、また来週!