体操

こんばんは。水曜日担当の杉浦です。

いよいよ子どもたちの学校は夏休みに入りましたね。夏休みと言えば宿題や自由研究やプール、そしてラジオ体操ですね。先日、早起きをして息子と一緒に参加してきました。

ラジオ体操とは、国民の体力向上と健康の保持や増進を目的とした一般向けの体操の事です。

ラジオ体操第一は、老若男女を問わず誰でもできることにポイントを置いた体操です。軽快なリズムに合わせて、体全体の筋肉や関節をバランスよく動かすことができます。

ラジオ体操第二は、体をきたえ筋力を強化することにポイントを置いています。筋肉や関節を柔軟にするダイナミックな運動が、血行を促進し内臓の働きを活性化させます。

ちなみにラジオ体操第三もあるようですが、皆様は知っていましたか?

お馴染みの「ラジオ体操」は、80年以上の歴史を持つ体操です。逓信省簡易保険局が1928年(昭和3年)に「国民保健体操」として制定し、日本放送協会のラジオ放送で広く普及しました。体操の内容も1951~1952年(昭和26~27年)に「ラジオ体操第一・第二」として再構成され、誰でも気軽に実践できる運動として現在も多くの方に親しまれています。

1999年(平成11年)9月には、新たに「みんなの体操」が制定されました。こちらは国連の「国際高齢者年」にちなんだもので、「ユニバーサルデザイン」という考え方のもと、年齢・性別・障がいの有無を問わず、すべての人々が楽しく安心してできる体操として考案されました。

最近では夏休みにラジオ体操をしない小学校があったり、あっても日数が限られていたり、または自由参加だったりという話も聞きます。私が子どもの頃とは随分と変わりましたね。

さて、ラジオ体操での効果ですが、減量などの即効性は求めていけません。これも病気の治癒や体質改善と同様ですが、継続することにより徐々に効果が現れるかと思われます。
というのも、ラジオ体操は想像以上にカロリーを消費しています。仮にラジオ体操を15分(3分×5回)行ったとすると、速いペースのウォーキングと同じ消費カロリーなので約57キロカロリーです。つまり時間をかけて、じっくりと取り組めば、ほかの運動と遜色なくカロリーを消費できます。ラジオ体操をやる機会がありましたら、ぜひ真剣に取り組んでみてください。

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