しょうが その②

 

皆さんこんにちは!日曜日担当の徳田です。

 

今日は、前回ご紹介した「蒸し生姜」の効果について、詳しくお話ししますね。

 

生姜といえば、身体を温める効果があることで有名ですよね。

でも実は、生と蒸したものでは違いがあるんだそうです!

 

蒸し生姜とは、蒸して乾燥させた生姜のことです。

生の生姜には、「ジンゲロール」という辛みの元となる成分が含まれていて、加熱したり乾燥させたりすると、一部が「ショウガオール」という別の成分に変化します。

蒸し生姜に含まれるショウガオールの量は、乾燥生姜に比べると1.2倍も多いそうです。

生の生姜にはほとんどショウガオールが含まれていないので、それと比べると10~400倍も多くなります。

 

実は、生の生姜に含まれるジンゲロールは、身体を冷やしてしまいます。

一方、ショウガオールは身体を芯から温める成分なので、血流が良くなり深部の熱を生み出します。

 

また、ショウガオールには身体の細胞をサビつかせ、シミやシワなどの老化へ導いてしまう活性酸素を除去する力が強いです。

ビタミンEにも活性酸素を除去する働きがありますが、ショウガオールはビタミンEの3倍も多く含まれています。素晴らしいですね!

 

さらに、ショウガオールは身体を芯から温めますので、体温を上げる効果を期待できます。

体温が1℃上がると、生命活動を維持するために必要な基礎代謝が13%~15%上がりますので、太りにくい身体を作ることができます。

そして、体温が1℃上がると免疫力が5~6倍上がるので、風邪を引きにくくなるなど身体を強くすることができます。

 

蒸し生姜はオーブンを使って作ることもできますが、粉末で売られています。

粉末になっていれば手軽に利用できますので、温かいお湯に入れて生姜湯にしたり、紅茶に入れてジンジャーティーにしたり、何に入れてもおいしくなると思います☆

蒸し生姜は刺激が強いので、摂りすぎないように気をつけましょう!

1日2~3g、ティースプーン半分程度にとどめておきましょう。

 

これから寒くなりますので、蒸し生姜で温活してみてはいかがでしょうか!!?^^