気持ち

こんばんは!火曜担当の加藤です。突然ですが、皆さんは自分の感情をコントロールできますか?僕はとても苦手なので感情のままに動いてしまうことが多いです。また、歳を重ねるにつれて更年期でイライラしたりとコントロールが難しくなることがあります。

そこで今日は気持ちをコントロールする方法を紹介します。今回はメタ認知というものを紹介したいと思います。メタ認知とは、『自分を客観視する』、『第三者の目で、自分を見る』ということです。どういうことかというと、「頭に血がのぼっているな」、「不安が湧いてきたぞ」、「足がソワソワしている」、「今、すねている」というように自分で自分を観察することです。

自分の体や心の状態を、そのまま言語化するということを、しつこいぐらい行えば、わりと短時間で気持ちを落ち着けることができます。野球のイチロー選手も、「自分の斜め上にはもう一人の自分がいて、その目で自分がしっかりと地に足がついているかどうか、ちゃんと見ていなければならない」ということを言っています。

しかし、怒りや不安は、発生してから数秒でピークに達します。そんなときに、自分を客観視することは非常に難しいですし、その努力自体がストレスになってしまいます。なので、ネガティブな感情になる前に1秒でも早くその感情に気づき、メタ認知で鎮火する技術が必要なのです。

その技術を磨くのに、輪ゴムを使う方法があります。手首に、輪ゴムを1本つけておき、ネガティブな感情に気付いたら、すかさずパチン!と手首に当てます。『ネガティブ感情』=『痛い』と、体に教え込むと反射的に、ネガティブ感情を感知できるようになってきます。

これを繰り返せば繰り返すほどネガティブな感情に、いち早く気づけるようになります。

自分の感情をコントロールすることは非常に難しいとは思いますが、みなさんもぜひメタ認知と輪ゴムを行って試してみましょう。