タンパク質

みなさんこんにちは!火曜担当の加藤です。身体を鍛えるうえで必要不可欠な栄養として、タンパク質が重要なことはご存知かと思います。

しかし、何事もやりすぎはよくないため、タンパク質の過剰摂取にもデメリットがあります。

今日はタンパク質の過剰摂取によるデメリットついてお話しします。

・腎臓への負担

体内でタンパク質や消化酵素に含まれる尿素が分解され、アンモニアが発生します。アンモニアの大部分は尿素回路により、毒性の少ない尿素に再変換されて腎臓を経て排せつされますが、その際に腎臓への負担がかかることになります。

・骨粗しょう症の原因

タンパク質分解時の毒素の中和にカルシウムが使われたり、尿とともにカルシウムが排出されることにより骨粗鬆症を引き起こすことがあると言われています。

・腸や肝臓への負担

動物性タンパク質を取りすぎると腸内環境が悪化(悪玉菌が増殖)し、腸に負担がかかります。また、肝臓ではタンパク質の合成を行うことから、大量のタンパク質の摂取は肝臓へ負担も大きくなります。

・どれくらいならタンパク質をとっていいのか?

あまり運動をしない人の一日のタンパク質の摂取量の目安は、体重1kgに対して0.8~1gです。激しい無酸素運動やインターバル運動をしている方は、体重1kgに対して1.5~2gの摂取を心掛けて下さい。

人によって摂取量の目安があるので、しっかり確認をして適切にタンパク質を摂取していきましょう。