こんにちは!日曜担当の加藤です。みなさんは雨の日になんとなく調子が悪いと感じたことはありませんか?頭痛だったり、身体がだるいと感じたこともあると思います。もうすぐ梅雨に入るので、今日はその原因と対策についてお話しします。

・気圧の変化

気圧が低い時は、空気が薄いので、高い山の頂上と同じ低酸素状態となります。

そのため、脳に十分な酸素が行き渡らず、頭が重い、頭痛といった症状を引き起こします。

また、酸欠状態になるのは脳だけではなく、身体も酸欠になるため、身体がだるくなります。

雨の日に朝起きられない原因の多くはここにあります。

・湿度の上昇

湿度が上昇すると、熱を放出しづらくなるので、余分な水分が溜まって、身体中の血管が膨張します。血管が膨張することで、血圧の低下を引き起こし、頭痛やめまいを起こします。

そして、その変化を感じ取った脳が、身体に負荷をかけないようにするために交感神経の働きを抑制して副交感神経の働きを優位にします。副交感神経が優位な状況では、身体はリラックスモードに入り、動くのが億劫になります。

・対策

日頃から適度な運動をする。雨の日は低気圧により低酸素状態になるので、普段から適度な有酸素運動をして心肺機能を向上させましょう。

患部を冷やす。低気圧による頭痛を引き起こしている時は、血管が拡張して神経を圧迫している可能性があるので、患部を冷やして血管を収縮させると楽になります。

カフェインを摂取する。カフェインには血管を収縮させる働きがあるので、頭痛で苦しい時には有効です。