湿度

こんにちは!日曜担当の加藤です。気温が高くよーやく夏本番といったところですね。しかし梅雨があけても湿度が高く、ジメジメとした暑さが続いて気持ち悪いです。

では湿度が高いと人はどうなるのでしょうか?今日は湿度と人についてお話しします。

人間の体は汗で体温調節をしており、体温が高くなると汗を出して熱を逃し、汗が蒸発する事で体温を下げるといった具合に汗で体温調節をしています。

しかし、湿度が高いと汗が蒸発されずに体内の体温が上がり、熱がこもってしまう為、体力をどんどん消耗し疲れやすくなってしまうという状況に陥ります。体の中に熱がこもって体温が上昇すると、水分や塩分が不足して体の機能や意識に障害がでてきてしまいます。
水だけ飲むと逆に血液の塩分濃度が下がってしまいますので、汗を大量にかいた後などには塩分も一緒に補給した方が良いでしょう。

高湿度の状態では消化酵素の働きも低下してしまう為、食欲不振に陥る人も多く、体調を崩すきっかけになりがちなのです。

他にも、高湿度な環境を好むものの一つにカビがあります。
50%以上になると繁殖をはじめ、60%を超えると急激に繁殖すると言われているカビは、私達の身体にアレルギー疾患や感染症、カビ中毒を引き起こす可能性がある有害なものです。

簡単にできる湿気対策をご紹介します。紙類は湿気を吸い込む性質があります。新聞紙などをくしゃくしゃに丸めてから広げ、押し入れの中など気になるところに置きましょう。

また、木炭も湿気を摂ることができます。湿気を吸わなくなってきたなと感じたら、天日干しすることでまた効果が復活するのでお試しください。