180°開脚は危険?

みなさん、こんにちは。彩夏です!

今回のお話のテーマは「開脚について知ろう!第3弾」です。

 

前回、180°開脚が危険というお話をしましたね。

今回はその理由について一緒に勉強していきましょう!

まず、あらゆる関節には、この方向にこのくらいの角度で動かせる「可動域」というものが存在します。

 

そして、もちろん股関節にもその可動域があり、その可動域から考えると左右45°ずつ、つまり両足を90°程度開くことができれば、それ以上足を開く必要がないのです。

言い換えれば、足を90°を超えて180°まで開かせようと無理なストレッチを行うと、人体の構造から外れた動作になるので、股関節を痛める原因になってしまいます。

 

 

人によっては、無理なく足が180°まで開くという方もいるかと思いますが、そういう方は特殊な例なのです。

さらに、無理な180°開脚は股関節を痛めるだけでなく、将来あなたの関節を不安定にすることにもつながります。

無理なストレッチで必要以上の柔軟性を手に入れた関節は、今の筋力があるからこそ支えることができている状態なのです。

 

 

将来、年齢を重ねて筋力が今よりも衰えてきたときに、柔軟性がありすぎることで関節が緩くなり、身体を支えられなくなったり、怪我をしやすい身体になってしまうのだとか。

みなさんもストレッチをする際は、無理なく気持ちよく伸ばせる範囲で行うようにしましょう!

では、また来週!