東京オリンピックを境にスポーツへの意識の向け方が変わりつつあります。
今まで、勝つことこそが第一目標という見方が強かったオリンピックが、『オリンピックを楽しむ』と掲げ大きな成果を出した選手たちが現れました。
最も注目された新競技のスケートボードの選手たちですね!
スケートボードの選手たちは、どこの国の人たちも楽しそうでした!
楽しむことの大切さが全世界に発信されたと思います。
スポーツが楽しい。やりたいからやる。
これがスポーツの本来の姿だと思います。
楽しいから集中する。チャレンジする。諦めない。
自ずと結果が出そうな精神状態ですね。
もっと多くの人にスポーツ・フィットネスを楽しんでもらえたらと思います!
スケートボードの選手たちのように、楽しんでスポーツ・フィットネに取り組みましょう。
スケートボードの選手たちを見ると、見てる側も楽しいのは伝わりますが、実際に楽しむって難しいですよね?
楽しいにも色々種類があります。
①有意義で生産的な楽しいこと
②有意義でも生産的でもない楽しいこと
です。
できれば、①の状態が望ましいですよね。
②はやらないといけないことをサボって、どうでもいいことで楽しんでいる状態です。
そこには、目標・目的があるかないかの違いがあります。
このように、楽しむにはいくつか必要な要素があることがわかっています。
楽しいを作り出す要素
①過程のすべての段階に明確な目標がある。
②行動に対して、即座にフィードバックがある。
③挑戦と能力が釣り合っている。
スポーツやフィットネスを楽しむには、上記の3つの要素を取り入れることがオススメです。
①過程のすべてにの段階に明確な目標がある
目的(ゴール)に対して、小さな目標をいくつも用意します。
スタートからゴールまでは、いくつかの過程を踏むことが考えられますね。
その過程にも目標を立てましょう。
例)ベンチプレス100kgあげる
・肩甲骨の使い方を覚える。
・肘の使い方を覚える。
・足の使い方を覚える。
など、やれることを目標にします。
②行動に対して即座にフィードバックがある
できた・できないで終わるのではなく、「ここは良かった!」「あそこは修正したいな」など、記録を取りましょう。
その時、何が良くて、良くなかったがわかることで、次の行動が明確になります。
数値化できるものは、数字として記録を取ります。
記録がないと、進歩状況が体感でしかわかりません。記録があれば、前進していることがわかるので、楽しいですね。
③挑戦と能力が釣り合っている
自分にはできないと思える挑戦は楽しくありません。
また、自分なら簡単にできてしまうことも楽しくありません。
努力すれば、自分でもできるであろう挑戦が楽しさを作り出します。
できなかったことが、できるようになる喜びは忘れませんよね。
自転車に乗れるようになった時のような感覚です。
まとめ
私も楽しかったからこそ、トレーニングが続きました。
そして、カラダを変えることができました。
トレーニングが楽しいと人に話すと、それは変わっているねと言われます。
ですが、本来「楽しい」という状態は、楽しむための過程を踏まないと「楽しい」とはならないものです。
楽しむための過程をしっかりこなしたら、必ず成果も出ます!
何より楽しいので、人生も楽しくなります!
私が言わなくても、今回のスケートボードの選手が伝えてくれましたね。
多くの方が、スポーツ・フィットネスを楽しんでいてくれていたら幸いです。