体の幹と書いて、『体幹』
日本では割と馴染みのある言葉ですね。
老若男女がなんとなく大切だろうと知っています。
体幹がしっかりしている
体幹が強い
なんて使い方します。
そうなんです。日本人は『体幹』という言葉が好きなんです。
なんとなく体幹強いってすごく感じますよね。
ところが海外ではあまり使われていないです。
体幹、体幹と言うのは、日本特有のものです。
実は、体幹はどこ?なにが?と明確な定義がされていないんです。
曖昧な表現なので、世界を見渡すとあまり使われない言葉なんです。
実際、言ったもん勝ち的なところはあります。
誰かが「体幹とはこうです!」と言って広まれば、それが一般的な認識となってしまいます。
アスリートの凄さを伝えたいけど、何が凄いかうまく言えない時、「体幹が強い」と言えば良いとさえされてます。
なので、テレビで体幹が強いと聞いても鵜呑みにして、体幹を鍛えようと思うのは注意が必要です。
まだ、答えが出ていない体幹は、謎が多いですね!
それも魅力の一つかもしれません。
機能解剖学の本にも体幹はこうです!
とは書いてありません。
しかし、分類としては、頭部・背骨・肋骨・骨盤のグループに属しています。
なので、体幹を鍛える!となったら、頭部・背骨・肋骨・骨盤と広く鍛えることが大切になります。
体幹はかなり広範囲を指しているということになります。
腹筋だけが体幹ではないですよ。
僕なりの「体幹」の答えは、
頭部・背骨・肋骨・骨盤が動くために適切に協力し合うことだと考えています!
体幹の謎を知りたい人は、ぜひパーソナルトレーニングへ!