インターバル

こんにちは!日曜担当の加藤です。みなさんはトレーニング中のインターバル(休憩)に何をしていますか?今日はインターバル間にやってはいけないことをご紹介します。

・ストレッチ

ストレッチの中でもスタティック(静的)ストレッチです。スタティックストレッチは、運動前のストレッチとして行うことで、パフォーマンスが低下することが分かっていますが、トレーニング中のインターバル間で行うことも低下の可能性が示されています。運動単位の活動の抑制、筋の粘弾性の低下、筋の血流量の低下が要因として挙げられています。

しかし、行ってもいいスタティックストレッチがあります。それは拮抗筋のストレッチです。

拮抗筋とは、主動作筋と反対の作用をもつ筋肉のことをいいます。例えば、レッグエクステンションでは主動作筋が膝を伸ばす大腿四頭筋になります。これに対して拮抗筋は膝を曲げるハムストリングスになります。 拮抗筋のストレッチが主動作筋の筋活動を高めるメカニズムは明らかになっていませんが、拮抗筋の筋活動を抑制することによる固有受容体(ゴルジ腱器官および筋紡錘体)の急性感受性の変化などがその要因とされています。

インターバル中の行動に注意してトレーニングの質を上げましょう。