日中はまだまだ暑いですが、朝晩は少しずつ過ごしやすい気候になってきました。
暑くて寝苦しい夜ともそろそろオサラバです。
夏が終わるのも寂しい気がしますが、心地良い睡眠が取れるのは嬉しいことですね。
しかし、最近では寝ても「疲れが取れない」という話をよく耳にします。
調子の波が激しい。
疲れやすい。
すぐ眠くなる。
という人は睡眠の質が落ちているかもしれません。
睡眠の質で大切になってくるのがレム睡眠です。
レム睡眠・ノンレム睡眠は睡眠の話になれば、よく出てくるキーワードですね。
そのレム睡眠ですが、
rapid eye movement sleep の略語でREMs(レム睡眠)と言います。
Eyeとは目ですね。
睡眠中に眼球が急速に動いている状態です。
夢を見やすい状態と言われています。
金縛りにあった時、体が動かなくて、目だけが動くのはレム睡眠が原因ですね。
睡眠中のレム睡眠がとても大切なのですが、最近の研究で脳のリフレッシュされる仕組みが解明されています。
脳の毛細血管の血流は覚醒時(起きている時)とノンレム睡眠時ではあまり変化がない。
ところが、レム睡眠時はその2倍ほど脳の毛細血管の血流量が増えるそうです!
血流量が増えれば物質の交換がスムーズに行われ、リフレッシュされるのです。
脳に老廃物が溜まれば、疲れだけでなく認知症リスクも高くなる様なので、良いレム睡眠を取りたいものです。
では、いかにして睡眠の質(レム睡眠)を上げるか?
ヒントはrapid eye movement の目です。
目がしっかり活動してくれることで、レム睡眠も活発化されます。
寝る間際まで、スマホの画面を一点集中していないでしょうか?
目の動きが止まってしまいますよ。
こうした、目の運動を止めてしまうことが日常生活で常態化してしまうと、レム睡眠の質は低下してしまいます。
寝る前に1〜2分ほど目を動かしましょう!
上下左右と動かします。目の動きが悪いところはありませんか?
四方向だけでなく、多方向にも動かしましょう!
しっかり、目の動きを出してあげた後に、睡眠に入りましょう!
パソコンなど、目の動きを止めてしまう時間が長い人は、1日に3〜4回ほど行えると良いかと思います。
レム睡眠時に目の動きが悪くなっている人は、疲れが取れやすくなる可能性が高くなりますよ!