みなさん、こんにちは。彩夏です!
今回のお話のテーマは「骨盤のニュートラルポジションについて」です。
みなさんは「骨盤を立てる」という言葉を聞いたことがありますか?
普段からトレーニングを行っていたり、レッスンなどに参加している方なら一度は聞いたことがある言葉かと思います。
これまでの姿勢のお話でも何度も登場していた骨盤について、 今から一緒に勉強していきましょう!
骨盤を立てるとは、骨盤を本来あるべき位置(ニュートラルポジション)に置くということです。
そして、その骨盤の本来あるべき位置(ニュートラルポジション)というのは、骨盤の左右が水平(左右の高さが同じ)で、骨盤が前や後ろに傾きすぎたりせずに、まっすぐ立っている状態のことです。
この骨盤のニュートラルポジションは、自分でもチェックすることができます。
まず、骨盤の左右の高さを確かめる方法ですが、まっすぐ立った状態で鏡を見て、左右の肩の高さや膝の高さに違いがないか、チェックしてみてください。
肩や膝の高さが左右で違う場合は、骨盤の高さも違って、骨盤の左右が水平ではないそうです。
次に、骨盤の傾きを確かめる方法ですが、骨盤の前方のでっぱりと恥骨のラインがまっすぐ(床に対して垂直)のとき、骨盤がまっすぐ立っていることになります。
…と言われても、よく分かりませんよね?今からご説明します!
腰に両手を当てると、左右の前方に骨盤のでっぱりがあると思います。
そのでっぱりに手の平の付け根を当てて、指先を下に向けてお腹の上で三角形を作ってください。
その際、両手の中指同士がぶつかるところが恥骨になります。
この両手で作った三角形の面が床に対して垂直になるのが正しい状態です。
この三角形の面が床に対して垂直ではなく、どちらかに傾いている場合、骨盤も傾いていることになります。
どうでしたか?
みなさんの骨盤の位置はどうなっていましたか?
来週は骨盤の前傾タイプ、後傾タイプそれぞれの特徴について、一緒に勉強していく予定です。
では、また来週!